CompTIA Network+(N10-007)に合格した話

CompTIA の Network+ の試験に合格したので勉強した内容等のまとめ

Network+ とは

アメリカのシカゴにある  CompTIA の提供しているベンダー資格の1つ。 提供しているベンダー資格には他に Server+ や Security+ などがある。

オフィシャルページ(https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/)の説明だと以下のような力の証明になるらしいです。

CompTIA Network+は、「ネットワーク技術」に携わる職種において、実務上共通して必須なネットワークの構成、運用、トラブルシューティングなどスキルをはじめ、 セキュリティや、ツールを用いたトラブルシューティング、仮想化などのスキルを網羅する認定資格です。 ネットワーク関連業務の9ヶ月程度の実務スキルを評価します。

ネットワーク業務をやりがじめた初心者向けな感じなのかな?

ITSSだとレベル1になるらしい。

試験は165分間で、900点満点中720点以上であれえばよいので CompTIA の資格の中ではハードルは低め。

受験料が41174円と高い!!

受験時のスペック

  • ネットワーク業務は1年間ほどネットワーク脆弱性診断を行っていた
  • CompTIA の資格は Security+ と Cloud+ を所有している
  • 所属していた研究室がOSI参照モデルでいうトランスポート層とセッション層を扱う研究室だったので多少は知識がある程度

勉強法

勉強法は書籍等もうっているけど、基本的には前回 Security+ を受験した際と同じ流れ。(参照: CompTIA Security+ (SY0-501) に合格した話 - しまむーの備忘録) 今回もTACさんの模擬試験にお世話になりました。

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上記の試験範囲の中だと、インフラストラクチャとネットワークオペレーションが個人的に苦手でした。

ケーブルの種類やフレームの説明等あまり業務で使わない部分だったり、サーバのラックとか触ってないと答えがわからないような問題が多かった気がしたからです。(データセンターでの業務はないわけではないけど経験が少なかった。)

逆に業務で使うセキュリティの問題や、クラウド関連の問題はわからないところがなかった感じです。 (人によって苦手な部分違ってきますよね。)

試験について

内容としてはシミュレーションテストと4択の問題がでてきました。CompTIAさんの資格試験はだいたいどれも似たような出題ですね。

個人的に引っかかったのはシミュレーションテストでネットワークのトラブルシューティングに関する問題が出た際にアイコンを押さないとアドレス情報とかが見れないことに気づかなくて10分くらい無駄にしてたことです。(受ける人がいたら気をつけてください。)

特に勉強になったなと感じたのは以下のものになります。

  • メールサーバ周りの知識
  • 代表的なサービスのポート番号
  • ストレージの知識(SANとかFoCE等)
  • VoIP周りの知識
  • 物理層周りの知識

感想

試験結果は817点で合格できました。Security+ や Cloud+ と比べて簡単に感じたため結構余裕がありました。

また、ネットワーク周りの基本的な知識が整理できたたので良かったです。

ネットワーク業務をやり始めてたときに受けておきたかったな〜。

AVTokyo 2019に参加してみた

先日渋谷で行われた AV Tokyo 2019に参加してきたのでまとめてみました。

AV Tokyo とは?

日本発のセキュリティカンファレンス。(AVTOKYO JP) お酒やソフトドリンクを片手にセッション(講義)を聞いたり、ワークショップに参加してみたり、コンピュータセキュリティに関して気軽に語り合ったりする場を提供してくれます。 海外の方も多く参加していて、海外のカンファレンスのようなオープンな感じが味わえます。

会場

参加賞として小型のボディバックを頂きました。入場証も兼ねているようでした。 普段使いや会社使いでも役に立ちそうです。

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ちなみに参加費は前売り券で7000円で当日券で10000円です。 カンファレンスの参加費としては安いお手頃価格な気がします。(お酒も飲み放題ですしね。)

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お酒はビールやカシスオレンジ等、ソフトドリンクも烏龍茶など揃っていました。 自分は一緒に行った会社の方々と飲んでいました。

セッション(講義)

CODE BLUE や Black Hat で発表されていたセッションもあり、面白かったです。 個人的にはCSS Injectionのお話とか特に面白いなーと思いながら聞いていました。

CTF

Open xInt CTF ということで会場での関係者への聞き込み(HUMINT)、SNSの調査などで必要な情報を収集(OSINT)、電波より信号を読み取る(SIGINT)といった問題が出題されていました。

スマホからでも気軽に参加できて解けるCTFでこういったCTFもあるのか、面白いなあと思いながら参加していました。

ワークショップ

低レイヤーハッキングということでbadgeの作成を行ってきました。 半田付けやるの久々でしたが楽しかったです。

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DEFCONで頂いたbadgeセットの作成も行っていきたい。

感想

初参加でしたが、十分に楽しむことができました。 セキュリティ業界の人たちの交流や最新の情報が気軽に聞けるのは良いなーと思いました。 来年も是非参加したいと思います。